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まりも先生。最近なんだか毎日日々の仕事に振り回されているような気がします。もっと自分を活かせる人生をつかみたいのに、どうも行きあたりばったりになってしまっていて・・・なんとなく不安なんです!
なるほど。それはしっかりとした長期的な目標がないからじゃないかな?10年後の未来について、ちゃんと紙に書いてある?
ええっ!10年後ですか?半年後でさえもおぼつかない私が、そんな先のことまで決められませんよ!
いやいや、それは逆なんだよ。きちんと10年後を決めて紙に書かないから、半年後のことすら見えて来ないんだよ。「決めて紙に書く」というのは大変効果があることなんだよ。ちょっと試しに自分の10年後の歳を、どこかに書いてみてごらん。つまりこう書くんだ。「私は10年後、○○歳です。」 さあ、書いてみて!
ええっ!じゃあ書いてみますけど、ちょっと恥ずかしいから横から見ないでくださいよ!
見ないから安心しなさい。そして書けたら、その10年後の自分の歳をじっと3秒間見つめてみるんだ。
・・・・・なんだか急に現実感が迫ってきました。・・・・・10年後には私はこんな歳になるんですね・・・。
それが「紙に書く効果」だよ。急に冷静に自分の未来を考える気になったでしょ。10年後はもうそんな歳になるんだ。そして何もしなくても自動的に10年の時間は経ってしまうから、きちんと10年後を考えて設計しないといけないんだよ。
そうですね。確かに今まで何もしなくても、自動的に10歳年齢があがっていました・・・。10年間きちんと考えて生活してきた人とはずいぶん差が開いたんだろうなあ・・・。
まあそんなにメランコリックにならなくてもいいよ。今からきちんと10年後にどういう未来にしたいのかを考えて、実現するための準備をしっかりしていけばいいんだよ。
でも、私、自分が目指したい10年後の未来と言われても、ちっともイメージが湧かないんですよね・・・。
確かにそういう人が多いと思うよ。そこで、まず10年後の未来を考えるポイントは何かと言えば、「10年後の生活をイメージする」ということなんだ。
生活ですか?10年後の目標と言うと、「仕事」とか「年収」とか「資格」とかを考えるのかと思っていましたけど・・・。
いや、その3つは、すべて目標にすべきではないものだよ。「仕事」や「年収」や「資格」は、あくまでもよりよい生活をつくるための「手段」に過ぎないんだ。
そうなんですか!?それは目からウロコがポロポロと落ちますね。「手段」とはどういうことなんですか?
つまり、まず「こうありたいという10年後の生活イメージ」が明確にあって、はじめてその実現のためのツールとして「生活レベルを高く維持するための仕事」、「その仕事から得られる年収」「高いレベルの仕事をするための資格」が必要になるということだよ。明確な目標もなしに、仕事や年収や資格ばかり追いかけていても、目標がしっかりしていなければ、活かし方がわからず、結局幸せにはなりにくいんだ。
そうなんだ!ではまず「10年後の生活イメージ」を明確にすることが大事なんですね。
そうそう。そして生活イメージを具体化するためには、10年後の生活における「衣」「食」「住」について、具体的にイメージ化することが大事なんだよ。次回はそのイメージの具体化について、役に立つ話をしようね。
わかりました。10年後の自分の生活について、先生の話をきっかけにまじめに考えようと思いました。次回も楽しみです。
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幸せになるための人生経営塾入門 著者プロフィール建宮 努 (たてみや つとむ) |


